NPO法人 ニュースタート事務局関西

例会&父母懇親会 一言報告コーナー1月~2月

By , 2016年2月23日 10:00 AM

定例会報告

1月16日(土)に9名参加(内御家族さん1組)でした。
定年で退職した年配の方から、仕事が無くなると一日やることが無くなってしまうと発言がありました。仕事が無くなるとやることが無くなり交流なども無くなる。退職後ではなく今、仕事が無い若者の現状もそういった状況でしょう。その方はボランティアを見つけ、またそこで人付き合いができたという話でした。

父母懇談会報告

2月6日(土)に7名参加(内親御さん3組)でした。
寮生の親御さんから寮生活をしていても心配が絶えないという気持ちを聞きました。親心としては心配になると思いますがその親の接し方では子供は出ていくことに対して不安を覚える事になります。親が子に対して自信を持って送り出す事で子供にもその自信が伝わるのだと思います。

「万博たこやきマラソン2016」に出場します!

By , 2016年2月23日 10:00 AM

3月13日(日)の鍋の会は、たこ焼きマラソンにニュースタートから出場する4人のがんばる姿を見ながら、応援鍋の会をしたいと思います。(このマラソンは、10キロ完走した後に、完走者はたこ焼き食べ放題という、変わったマラソン大会です。)
場所は、大阪府吹田市の万博記念公園内。
☆持ち寄りになりますのでみんなで食べられるようなもの、お勧めのものなど持ち寄って下さい。当日場所を決めてビニールシートを広げてゆっくり座って乾杯しましょう。
☆集合は12時に、万博記念公園中央口です。※最寄駅は大阪モノレール万博記念公園駅pyoko10_taiikunohi

☆節分太巻きまきまき夕食会!

By , 2016年2月22日 10:00 AM

太巻きを巻くのは初めてだったかもしれないので、手こずりました。あと、酢飯が臭かった。(Mくん)(主で手伝ってくれていた寮生Mくん。私もお酢をご飯に混ぜる時大きく吸いこんでむせました。ありがとう。)setub

「世間は言葉を換えて現れる」  長井潔

By , 2016年2月22日 10:00 AM

「『コミュ障』にならないためにどうすればよいでしょうか」

高校の部活動でニュースタート事務局関西が取材された。教室の一隅で誰とも話さず過ごす生徒を「コミュニケーション障害」というらしい。高校生はいつ自分もなるかもしれないという不安を持っていた。事務局田中氏がそれはいじめではないかと聞いたところ、いじめではなく無視しているだけだという。田中氏は、孤立するのは本人のせいではない、周囲からの関わりが必要と答えた。

コミュニケーションは双方あって成り立つ。自分もなるかもと思うのは自分だけではコントロールできないからだ。なぜ本人に原因があるように言うのだろう。関係の問題が個人の問題にすり替わっている。

コミュ障は専門用語の定義を変え使われるようになった俗語だ。

大学一年の娘にコミュ障を知っているか聞いた。「私コミュ障だから」と自分の人見知りを自虐的に言う。また仲間内で、目の前の人に「おまえコミュ障やろう」と言う時はある。その場にいない人を指すことはないという。

高校生とは違い、本人が自嘲する言葉として使っている。この使い方が変容して、関係の問題を個人に押し付ける言葉になったのではないか。

日本語は関係に注目する。目上か目下かにより尊敬、謙譲、丁寧語が使い分けられる。関係や範囲が定かでない対象は「世間」という。「世間からははみ出ないように」「世間体」を気にしなければならない。世間をお騒がせすると、法を犯さなくても謝罪に追われる。

若い世代は「世間」を使わないがその概念は持つのではないか。誰とも話さない生徒にどう対処するか教室内の世間は困っていた。「コミュ障」の使い方を変えることにより困った気持ちを言語化した。世間をお騒がせした本人が悪いだろうと。世間の範囲は定かでないから自分も不安だ。

引きこもり問題で同じことを見ている。

引きこもりとは対人関係を遠ざける状態だ。家族や社会との関係に問題がある。しかし家族は病院や保健所に相談する場合が多い。病名がつく時もある。本人に問題があるとすり替わる。

引きこもりの若者の親は子供に「好きに生きてほしい」などは言わない。「普通であってほしい」と言う。世間からはみ出してはいけないという意味だ。

この気持ちは本人が最も強く持つ。

ある若者は仲間がその場にいない人に言う悪口を聞いて苦しくなった。自分も同調しなければならない圧力を感じたからだ。

障碍者や引きこもりの若者と喫茶店をしている。仲間に自分が受け入れられているかばかり心配する人がいる。本当に必要な接客に目を向けない。

関係が定かでないと不安で、はみ出し者を作り出すことで安定を図る。世間は今もさまざまな言葉で現れる。はみ出さないよう苦慮するより、この集団心理の全体を直視することが必要だ。自分がコミュ障や引きこもりにならない最善の方法は、他の誰をもそうしないことだ。

2016年2月18日 長井潔

『366回目の鍋』と『367回目の鍋』(1,2月)

By , 2016年2月22日 10:00 AM

『366回目の鍋』
1月24日。開始時刻の12時に集まってくれた参加者の方々と共に鍋ミーティングを開きます。
「今日はどんな鍋を作る?」「食材や飲み物のリクエストはある?」「買い出し班と料理班のどちらを担当する?」
こんな感じでかなりスムーズに順序良く決めていく事が出来ました。寒い冬には温かい鍋が良いという声があったのでキムチ鍋、さらに食材には豚肉を使って豚キムチ鍋に。作る物とそれぞれの担当が決まったら、買い出し班にはさっそく買い物に行ってもらいます。歩いてすぐ見える所にダイエーがあるのでそこまで時間は掛かりません。
買い出し班が買い物に行っている間、料理班はオニギリを作る為のお米を洗ったり、鍋の素になる出汁を作ったり。
この日は初めての試みという事もあり、料理班が暇を持て余す時間があったので、今後は何かやれる事を考えていきたいです。買い出し班が食材を買ってきたら、ようやく料理班が動き始めます。主に野菜を切る人員が多めですが、ちょうどご飯も炊けていたのでオニギリを作る組とに分かれて作業していました。開始から1時間、13時には鍋も完成していて、みんなで鍋を囲んで乾杯!美味しい鍋とオニギリとお酒と……自分達で実際に動いて作った物を自分達で食べて飲んで満足する。初めての試みでこれだけスムーズに動けたのは、参加者の皆さんの力があってこそだと思います。

『367回目の鍋』
2月14日。世間的には「バレンタインデー」などという浮ついたイベントで盛り上がってますが、鍋の会はあくまでも鍋の会です。……かと思いきや、差し入れにチョコレートを持ってくる方がちらほらと……。気付けば集まったお菓子の大半以上はチョコレートで構成されていました。
それじゃあ今回はどんな鍋にしようか?チョコ鍋とか闇鍋とか言う声はさすがに流されてしまいましたが……。チョコレート自体は黒(あるいは白)が多いですが、バレンタインデーのイメージ的には赤のような気がします。そんなわけで赤い鍋が良いと言う声に、じゃあトマト鍋が良いねと決まりました。洋風? イタリアン? それっぽくする為にウインナーやチーズを入れよう!ちなみに、鍋は英語で「ホットポット」と言うらしいです。で、ホットポットの前にはその国の名が付くので、日本の鍋は「ジャパニーズホットポット」と言う風になるんですね。今回はイタリアンの鍋なので、「イタリアンホットポット」となるんだと思います(多分)。外国の方に鍋と言って通じなかった場合にしか使わなさそうな英語ですけど……。それはともかく、イタリア風トマト鍋は仕上げに形良くカットしたトマトを入れて一煮立ちで完成です。各自お椀によそったら、お好みで粉チーズを振りかけて食べる自由スタイル。鍋の熱で粉チーズが良い感じに固まり、食べる時に伸びるのがまた堪らんです。食後にも大量のチョコレートが出てきましたが、さすがに全部は食べ切れなかったですね。チョコレートが食べ切れないとか、モテる男だけが出来るバレンタインデーの過ごし方だと思ってました。つぼい。

Panorama Theme by Themocracy | Login