NPO法人 ニュースタート事務局関西

☆大学の中で出張特別例会します!

By , 2016年3月10日 11:42 AM

第2回特別例会「引きこもる大学生活」の詳細が決定しました。

3月18日(金)時間は、17時から19時半
場所は、同志社大学 烏丸キャンパス 志高館SK265(冨山一郎研究室)にて行います。

後半は飲食しながら話し合いをする予定もしています。

先着順で20名ほどになります。
参加希望の方は事務局まで申込みをお願いします。
TEL 072-694-3933
メール info@newstart-kansai.org

☆コモンズ♡ハートのガレージセール

By , 2016年2月26日 10:00 AM

最近ではコモハという愛称も呼び慣れてきたコモンズハート(詳細はリーフレット、ホームページ等で)は地域のなんでも屋さんで、暮らしやすい地域を作るためにはとても重要な仕事を担っています。そんなコモンズハートがドミトリーの一階ガレージで週に1~2回ガレージセールをやっています。商品は主に引越し作業や部屋の大掃除などの依頼から出てきたものらしく、最近では寮生も店番をしています。とてもアットホームな雰囲気で立ち寄ったお客さんは買わずとも楽しんでいる感じです。百聞は一見にしかずという事で一度見に来てはどうですか?店先の大きなテディベアが目印ですよ。

◎極楽!樫田温泉♨

By , 2016年2月25日 10:00 AM

1月15日(金)は遊休農地開拓活動の日。いつも通り畑で作業を終えた後、近くにある樫田温泉に男三人で行ってきました。参加した寮生K君は初入浴で僕と長井さんは去年に続き二度目。施設に入り入場券を買った僕が目に付いたのはオシャレなストーブ。さっそく入場券係のおっちゃんに「これ何ですか?」と尋ねると「ストーブや。ここ開けてみぃ」と言われ、燃料タンクのふたを開けるとそこには三人ともがコモンズの石窯で見慣れたペレット(写真参照)が。「おおぉ」と三人がうなる。そして館内の休憩室など見て、いざ入浴へ。決して広くはなくメインの浴槽と4~5人入れる露天風呂。その露天風呂の正面にそびえ立つ大きな杉の木。他のお客さんはほとんどおらず貸し切り状態。あまりの心地良さにのぼせるギリギリまで粘る僕。長井さんは自分のペースで先に上がる。露天風呂で一緒にいたK君も先に上がると出ていきそのすぐ後に僕も出ました。脱衣所で一緒になったK君と休憩所に向かい寝ていた長井さんをしり目に二人はお約束の風呂上がりの一杯をご機嫌で飲み干す。その後帰ろうと玄関を出て車に向かう途中に野生の鹿に遭遇。突然奇妙な鳴き声が聞こえたと思ったら暗闇の茂みから現れた3匹の鹿はこちらを数秒睨み、山の方へ走り去りました。なかなかの迫力がありました。「貴重な体験だったなぁ」と帰りの車中でも三人は盛り上がりながら家路へと着きました。 自由人DSCN5727

☆オブスペレク・とにかくゲームやろうの日

By , 2016年2月24日 10:00 AM

1月22日(金)今日は、いつもは昼からのレクにあまり参加できない寮生Mくんが、3時くらいまでなら大丈夫という事で、Mくんも好きなゲームをやろうと昼頃から集まってゆっくりと始まりました。近くに住む元寮生のMくん(ニュースタートにはMくんとKくんが多いですね)も来てくれて、田中くんと私の4人でゲームスタート。ぷよぷよや、テニス、サッカー、格闘技系。そもそもプレステ2が私達世代のゲームだったみたいで、寮生Mくんには初めてのものも多かったみたいですが、一緒になんやかんや言いながらみんなで時間を過ごせた事が楽しかったです。いつもゲーム系へたくそな私の成長を見守りながらここぞという時に助言をくれる元寮生Mくんと、やさしそうに見えて意外と勝負の世界になると崖の上から突き落としてくる田中くん、たぶんプレステ世代ではなくてわからないのにゲーム感覚は強くて私より習得の早いMくんの横で、花より団子で昼ご飯やおかし作りの方が楽しい私でした。gemu

2016.出張相談会第一回の報告

By , 2016年2月23日 10:00 AM

2016.出張相談会 ~引きこもりから見た生活
第一回「親元での暮らし、一人暮らし、共同生活」
今回の出張相談会は奈良市内で開催しました。週末だったので観光客も多く街は賑わっていました。第一回目は生活のカタチと引きこもりについて話しました。
いま親と住んでいるという若者は、大学を休学していた時に親から家に戻ってくるように言われ戻ってきたものの、親と一緒に生活している状況はめちゃくちゃしんどい。いま外に出かける理由があまりなくて家で過ごしていることが多く、自分はひきこもっていると思う。何かやろうとバイトを見つけて行ってみようかと思うが親から働き方についていろいろ言われ、自分で考えてすることにも何か言われるんじゃないかと思って動けないとのことでした。
また元寮生に一人暮らしで10年近く引きこもっていた当時の生活について話をしてもらいました。身のまわりのものは買い物に行っていたが、それ以外は部屋でこもっていた。親が訪ねてくる時は会ったり会わなかったりしていた。一度精神科の医者を連れて来たことがあり、薬を置いていったが全く飲まなかった。参加者の親御さんからその状況は話だけ聞くと引きこもっているかんじと違うようにも思うなぁと感想がありました。一人暮らしは生活するのに必要なことを自分でやらないといけなくて、部屋にこもりっぱなしでいるのは無理で外に出るときもある。だから部屋にずーっと引きこもっているわけでないと周りの人は思う。ただ外に出ているとはいえ人と関わっていない状況で生活していてるのは社会との関わるきっかけもなく、誰からも気にかけられることがないと思う。だんだん感覚が麻痺してきてその生活が長くなると思う。元寮生に訪問活動を受けた時の気持ちを後日聞いてみると、腹くくったかな、と言ってました。
親御さんから家の様子を聞くと子どもと話をするとき、普通だったら、普通やったらこうすると、つい言ってしまうとありました。普通に生活するというのはどういう生活のことをいうのかなと私自身考えさせられました。子どもと離れて生活している親御さんから子どもが家を出た後の生活について聞くと、特に変わらない、出ていってくれた時に解放感があった、とありました。当たり前ですが本人の生活が変わると親の生活も変わるんだと思いました。親と一緒に住んでいるのは快適で経済的だと思われるが、引きこもった経験のある人にしたら親と共同生活しているようなもので窮屈で申し訳ない気持ちになることもある。それでも生活を変えられない、家を出て生活できない自分に対していろいろ考えていると思う。共同生活は一人暮らしに比べて経済的であるからでなく、他人と一緒にいる、人の輪の中にいるということが大事だと思う。この後続けて行われる出張相談会でもまた違う角度から取り上げていきたいと思います (福神)

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