8月26日は旅行から帰ってすぐのオブスペで、クーラーのきいた部屋でゆっくり映画鑑賞です。今回は不朽の名作、「ジョーズ」を見ました。
私が初めて見た時はたぶん小学生くらいで、どきどきはらはらで怖すぎてしっかり見れなかった記憶があります。今回初めて見るというMくんとKさん、過去に見たことがあるスタッフとで見ました。
過去の思い出はきらきらしてしまいますが、期待し過ぎていた自分が今のCGの迫力のすごさや、スピード感に慣れてしまっていて、ジョ―ズに対して物足りなさを感じていることが、悲しくもありました。人は色んな事に慣れてしまうんだと思います。「ある」事に慣れるのも早いけど、「無い」事になれることもできます。今年の夏はクーラーもテレビも無かった(スイッチを入れないのではなく、引越してから設置していないので無い状態です)ですが、付けるか我慢するかで悩まなくていいので、なんだか豊かな生活ができたような気がします。そして完全に慣れてしまいました。産まれた時から当たり前のように家にあった物なのに意外なもんです。(く)
定例会報告
8月20日(土)に11名参加(内御家族さん3組)でした。
学生の若者の参加が多かった今回仕事についての話題になりました。目指している職業がある若者もいれば何を目指していいのか関心が持てない若者もいました。仕事そのものだけ考えれば辛い事や苦労もあるでしょうがお金だけの話ではなく本来は人が生きていく上で充実した生活には必要なものだと思います。
父母懇談会報告
9月3日(土)に行う予定でしたがニュースタートの都合によりお休みとさせていただきました。参加を予定されていた方には改めてお詫び申し上げます。次回は10月1日(土)に行う予定です。参加される際は必ず申し込みと同時にご確認ください。よろしくお願いします。
今年の夏の旅行は、鳥取の因幡社にある十人十色さんという集まりにお世話になった。代表の方が美鈴さんという名前で、十人十色なので、「みんな違ってみんないい」と歌った金子みすゞに由来しているようだと、今回の縁を持ってきてもらった方から聞いたのだったが、そのことを旅行中に美鈴さんから直接うかがうのを忘れていた。金子みすゞの詩はあまり多くは知らなかったが、「みんな違っていいのだ」という解放感というか自由というかやさしさ寛容さなどがある一方で、若くで自殺したというのもあるが、とても哀しい印象を受ける。
お魚
海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛はまき場でかわれている、
こいもお池でふをもらう。
けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つしないのに
こうしてわたしに食べられる。
ほんとに魚はかわいそう
詩を解釈するのは野暮かもしれないが、ここで海の魚は、お米や牛やこいにくらべて、かまってもらうのでもなく悪いことしているのでもないのに、殺されてしまってかわいそうだと言っている。わざわざ海の魚というのだから、川魚や池の魚のように、人間と生きているときに接点がありそうな魚は除外しているのだろう。結局、この詩を書いた金子みすゞは、生きている間に全く関係のなかった人間に食べられてしまうのがかわいそうだというのだ。そういうことは不条理ともいうし、ある人はそれを食物連鎖と言い、弱肉強食と言ったりするのだが、それをかわいそうというのが金子みすゞであり、それが私が哀しい印象を受けるところである。人であれば、生きている間に世話をかけたりかまってもらったり、迷惑をかけたりかけられたりあるはずだ。魚も人間に釣られるまでは、大海で様々な生き物との交流もあったはずだ。でも、それらを歌わず、それらの関りの中のかわいそうな話しでもでなくて、何もなかったことを詩にする。それが哀しい。この歌を「引きこもり」と題して、替え歌すれば。贅沢も言わないし、迷惑もかけていない、でも結局、自分とは全く関係のないところで働かされる。かわいそう。働くこともできなければ、それはまた哀しい。
そんな金子みすゞの詩の印象とは違って、十人十色の美鈴さんはとても楽しい方でした。十人十色という場所も、根が明るいというか、人の人生を抱えてしまうことは、なんてことはないというくらいのエネルギーを感じ、私たちはとても元気に旅行を楽しめました。そんな出会いを歌にできればいいのですが、同じ魚をテーマにしたボガンボスというバンドの歌の詩の方が、彼も若くして亡くなってしまいましたが、今回の旅行にあっているのではないかと思いました。
魚ごっこ
魚じゃないとやってられないよ う~ポリポリポリ
魚になってお水に住んでいい気持ち 魚なんだから
うおうおうおうおうおうお 文句言わせない
これでいいや うおうおうおうお
あそぼ~よ 魚ごっこ
水に流れてすいすい泳げば う~ポリポリポリ
呼び止められて名前聞かれて ば~かだね 魚なんだから
うおうおうおうおうおうお 名前ありまへん
これでいいや うおうおうおうお
あそぼ~よ 魚ごっこ
十人十色を紹介していただいた中島さんが、7月に痛風になられたこともあって、たぶん家に蓄えてあっただろう大量の「のどごし生」と漁港で調達したサザエを持ってきていただいたのだが、痛風の原因ともされたトビウオの煮つけの話しなどは、今でも思い出しながらそれを肴にビールが飲めるくらい、おいしい話しでした。サザエも私は5個くらい食べた。米も野菜もいただいた。鳥取のスーパーは、トビウオも安く売られていたが、へしこ(さかなの糠漬け)の種類が豊富で、大ぶりのサバの半身やアジのへしこを土産に買って帰ったのだが、それもおいしかった。そして、シーカヤックに乗って、岸壁を背に鳥取の海に臨んだことは、忘れえぬ光景となった。
2016,9,17 髙橋淳敏
10月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)
10月15日(土) 14時から (213回定例会)
場所:高槻市総合市民交流センター(クロスパル高槻) 4階 第4会議室
当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。
参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら
※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。
【高槻市青少年センターと共催で行っています】
★9月の鍋の会★
開始時間は12時になりました。
第381回 9月11日(日)12時~16時
第382回 9月25日(日)12時~16時
12時からみんなで何鍋にするか話し合います。
今からこんな調子で(話し合いもみんなシャイなのでそんなに進みません(笑))
いったいいつになったら鍋を食べれる事やら…。
と思うのですが、いざ始まったら買い物班が買出しに出て、残った人でできる準備をして、
気がつけば13時過ぎには完成してみんなで作った鍋を食べます。とても美味しいです(^^)
初めての方も久しぶりの方も大歓迎です。参加希望の方は必ず申し込みをお願いします。