3月の例会報告
3月19日(土)8名(内家族の方は2組)参加でした。冒頭こちらからお話をし、その後参加された方から困っていることや今の状況などの話をしてもらいました。
冒頭の話では、少し前に、引きこもりにおいて家庭からの離脱が必要かというテーマで文章を書く機会があったがそのことについて。日本社会において大家族や共同体で生活しているような頃は親と子が分離しなくてはならない、一人で自立しなくてはならないという感じではなかった。村で家族を支えるためにも若手が必要だった。核家族化したことで成人したら家を出る自立していくという考え方になる。1人部屋があっても日本ではうまく分離できない。
皆さんの話からは、昔は親のやり方に大きく反抗して出ていくことがあっただろうが、今は親が理解がありそうで厳しくなく、離れにくい。
親と暮らしている状態は生きてるではなく、生かされている=自信がなくなる。
失敗を許さない社会、失敗できない=やらないになってしまう。失敗した時にじゃあ違うやり方でやろうって思えるかどうか。
「引きこもりから出るとき、自分にうそをつかない、自分の感覚を裏切らないようにしようと思った。また人に合わせすぎて疲れてしまわないように。」(くみこ)