◎映画鑑賞会(12.7(金)~よるべクラブ~)
明日からの旅行に備えて今日は室内でゆっくり映画鑑賞会です。田中くんが借りてきてくれた3本のDVDの中からその場にいる5人で選びます。前回の哲学で多数決では結局みんなが納得する物には決まらないということがわかっていたので、一つ一つについて印象を伝えあい、その場の気持ち的にもコメディよりも沈み込む重たいくらいの物が見たいということで、他の二本のコメディではなく、「二つの名前をもつ少年」という映画に決まりました。さて見ようかとしたその時、一人が到着。意見を聞いてみるとコメディの中の1本を選択。到着ほやほやの空気の中なんだかコメディでも見れそうな感じもしましたが、さっき皆で悩み抜いて出した結論を変えず、そのまま「二つの~」を見ました。その時実感したのは、自分が何をしたいかっていうことは、周りの人が自分と同じように感じているか違う風に感じているか、など自分の意志以外の刺激でいとも簡単にひっくり返ったりするもんだという事です。今日はどう考えても外に出ていきたくない家で一人でいたいという気持ちでも、周りにいる人が一人でも「今日はいい天気だからハイキングに行こう!」と言えば、「そうだ、うんそれもいいかも」と感じたりするかもしれない。誰かと一緒にいるということは一人だけでは起きない化学反応が生じると思います。観終わってその映画についてどうだったと話せたことが良かったです。(く)