☆哲学の秋
今回で3回目の哲学の汁、9月28日(金)は「古代中国の哲学」と題して、孔子や孟子で知られる儒家など、春秋時代、秦、漢の時代に出てきた哲学を教えてもらいました。大人になってテレビやネットから情報を得ることは多くなりましたが、先生から教えてもらって勉強するということはとても久しぶりで新鮮でした。学生の頃、名前とその人の一番有名なキーワードだけを覚えてきていたので(孔子→論語という情報量しか頭には残ってませんでした。)田中くんは「子が付く人ばかりやのに女の人が一人も出て来なかったのがびっくりや。」という感想を述べたくらいです(^^)
君主も労働すべきと言う「農家」や、孫子が兵法を作った「兵家」、孔子の仁や礼を重んじる「儒家」に任せるのは個人の品格に寄るから不安定として文章として取りきめていく「法家」などいろんな考え方を知ると、今の自分達の生活にも残ってきている言葉や考え方がでてきて繋がってるんだと実感します。「道家」の老子や荘子の言葉は、名や形になんでも当てはめて考えてはいけないよと、「無為自然」と言っていますがこれは、流れに身を任せて人がなんていうかは気にせず、自分の価値観さえも一回崩して物事を見ていくんだと言っている様で私には一番しっくりと感じました。知っている事の中で考えていてもだめなんだろうなとよく感じます。引越しする時に牛の上にまたがってにやりとしている老子の絵は、なんかカッコイイ感じもします。さて皆はどんな風に感じましたか。次回は民主主義とは、というテーマでゲームで実践したりしてみるということです。楽しみです。(く)