マラソン
今月末ですが、2月27日に大阪の長居公園で開催される、
大阪フルリレーマラソンに参加します。
といっても、「フル」のあとに「リレー」とタイトルが付いているように、42㌔強を複数人でリレーして完走を目指すものなので気分的には楽なんですけどね。1人が一回に走る距離は約2.8㌔と決まっていて、それを15回バトンを渡しながらのマラソンなんですが、どちらにしてもマラソンなんていつ以来でしょうか。小学生時代は時々マラソン大会があり、走った記憶が残っているのですが・・・。
短距離走は走るのが楽しかったのですが、長距離走はただただ、しんどかった記憶しかありません。小学生のころは本格的に野球をしていたので、普段から鍛えていて体力には自信がありました。それでも、マラソンは苦手でしたね。物事に苦手意識をもってしまうと、なかなか解消することはできないものです。ですから、大人になってから健康のためマラソンをしよう、なんて考えた事もありませんでした。それが、ひょんなことから25年ぶり?30年ぶりに走る事に。うっかり、参加要請に頷いてしまいました。どういった動機なんなのでしょうか。自分でも何故了解したのかいまだに不明です。
3か月前から練習を開始しようと、時々走ってはみたのですが、重い体が言う事を聞きません。500メートルを走るだけで、ゼイゼイ息をしてしまっていました。なので、毎日走るなんてのはなくて、一週間に一度ぐらい走ったり歩いたりの繰り返しの練習が続きました。まともに走れるようになったのは1月に入ってしばらくしてからでしょうか。それでも仕事がなんやかんやと忙しかったので、3日に一回ぐらいしか走れませんでした。しかし、人間ってのは不思議なもので、苦手なものでもやり始める・出来始めて習慣化してしまうと、それに慣れてしまう生き物なのですね。知らない間に2.8㌔を歩かずに走れるようになっていました。
途中からは、一回の走行時間の調整(18~19分)とどれだけのペースで走れば息が切れるのか、といった走行の強弱についてに意識がいくようになりました。そうすると、億劫なランニングもそうたいした事ではなくなってしまうのです。不思議と。ホントに不思議なものですね。この歳になってみて再び再認識しました。自分で勝手に苦手意識、出来ない意識をもっている事、物ってのは単に自分が勝手に作った妄想・幻想でしかないという事を。
どんな方法でもいいし、一進一退でもいいので、自分のペースで事にあたっていけば、人間出来ない事はないのだなぁ。と。なんか教科書的な人生訓みたいですが。
だけど、一つ心配事があります。ちょうどこの一週間(2月17日記述)に風邪をひいたのと、大雪などの影響で間に一週間ブランクがあいてしまいました。マラソンの練習は1週間間があくと始める前に体力が戻ってしまうとの事。大丈夫なんか?と10日前の今日不安が残っています。まあ、大丈夫大丈夫。ケセラセラ。ケンチャナヨ。ナンクルナイサー。ボチボチいこか。で走ってきます。
ishii hiroaki