NPO法人 ニュースタート事務局関西

「お金に依存しない生活」髙橋淳敏

By , 2022年11月23日 3:23 PM

お金に依存しない生活
 今回は、私生活のことを恥ずかしげもなく書こうと思う。現在は、子ども2人とその親でもあるパートナーと私、それに犬一匹と同じ屋根の下で寝食を共にしている。共同生活寮(以下、ドミトリー)があったころは、夕食会や鍋の会など週に何度もいろんな人と食事を共にする機会があったが、ドミトリーも終えてコロナが流行り、近年はそういう豊かな機会が減ったので、寂しくもなった。子どもも大きくなって忙しくもなってきたので、今までと同じように食を共にすることはできないが、生まれてすぐ大きな座布団に寝かせられて、その傍らで鍋なんかをつついていた記憶は、消えずに残るだろう。初めは座布団一枚で横に置けば事足りたが、すぐ手足が飛び出すようになったので対角線上に寝かせ、また1枚では足りず2枚置いて座布団を跨るようになって、小学生になる頃は横になることも少ないが、たまには座布団3枚を搔き集める具合であった。

ー今回のvoiceは以下、私的な内容を含むため割愛させていただきますが、紙面で発行している毎月の通信には掲載していますので、読みたい方は是非メールなどで送付します。事務所までご連絡ください。

2022年11月19日 髙橋淳敏

12月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

By , 2022年11月20日 10:00 AM

12月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

12月17日(土)14時から (285回定例会)
場所:クロスパル高槻 4階 会議室
当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。
参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら
※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。
【高槻市青少年センターと共催で行っています】

11月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

By , 2022年11月9日 7:07 PM

11月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

11月19日(土)14時から (284回定例会)
場所:クロスパル高槻 5階 視聴覚室
当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。
参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら
※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。
【高槻市青少年センターと共催で行っています】

 

11月鍋の会報告

By , 2022年11月9日 7:06 PM

11月6日(日)鍋の会、12名の参加がありました。この日は12時からの鍋の会の前に11時からミーティングがありました。ニュースタート関西は3年前に共同生活寮を休止してから、鍋の会や夕食会などをするときに自分たちの集まれる場所がなかったので、次に場所を持つとしたらどんなところがいいか今までも話し合ってきました。近くで活動しているいくつかの団体とも合同で場を借りることができたら、たくさんの人が集まれて開かれた場になるだろうし、家賃も分けることができる。その他にもいろんなアイデアが盛りだくさんで夢はふくらむばかりです。現実に動いていくためにもまた話し合う時間を重ねていきたいです。
 そうこうしてる間に12時になり鍋の会の準備に取り掛かりました。この日はカボチャ祭りと題してカボチャのほうとう鍋はどうでしょうかと前もってHPや通信でも載せていたので、ほうとうの麺を打ちに来たよと、綿棒と強力粉を持って参加してくれた方も(^^)麺作りは任せて、他の参加者でおにぎり作り野菜切り鍋のお汁作りを手分けして始めました。この日は、以前コモンズのランチ営業をしていたこともあり今は地域でパン屋さんをやっている方がお子さんたちを連れて参加してくれていたのでお手伝いもしてもらいました。とても丁寧に大根や人参を切ってくれました。人手があったのでその子の包丁さばきを見守る人や、小さな子どもたちと遊んでいてくれる人。カボチャ祭りだと知りながらも広島から参加してくれたカボチャ嫌いな人もいました。話をしながらゆっくり作業を進めました。麺以外の材料をある程度煮始めて、最後にその小学生の子が切ってくれた手作りの麺を煮て完成です。鍋を作る工程はたくさんあったのですが、焦らずみんなで作れたので13時ごろにはいただきますができました。コップに飲み物を入れて乾杯です。お鍋が美味しい季節になりました。たくさんの参加があると参加された人同士で話しをすることができてそれがとても大事な時間だなと思います。次回はもう12月!忘年会で集まりましょう。ぜひ久しぶりの方も初めての方もご参加ください。くみこ

10月例会報告

By , 2022年10月30日 7:53 PM

 10月15日(土)の定例会、参加は5名でした。(内2名の方がご家族)その場で話されたことを元に私の考えも含めて書こうと思います。
 社会に出ること(学校や仕事)を悩み続けていた。そのまま中学、高校、大学と進んだが「就活」を前にこれは違うなと立ち止まった。社会に出るとき、「必要とされて働いて役に立てる」という風にはなっていなかった。「競争して少しでもいい企業で働いてお金を稼ぐこと」これこそが正解だと言われていた。それは自分のしたいことではない。人と比べて、一人でがんばらなくてはならない。なぜこんなに「生きたい」と思えないのか、「働きたい」と思えないのか。
お金に頼らない生き方を選んでみると、それは手間がかかり、周りと競争して一人でやろうとしてもできないから、協力して一緒にやっていくしかない。人に頼るし、必要ともされる。資格があって、これができます、と自分を売り込む必要はなくて、目の前の作業をやる中で得意なことや苦手なことも見えてきて、自然と役割分担がなされ得意なことをしているのかもしれない。そして感謝されるならそんな嬉しいことはないだろう。明日も生きてみてもいいなって思えるだろう。
 子が仕事を辞めた後一年ほど連絡が取れない。連絡が取れたとして何と話しかければいいか。「仕事はどうなの?」と聞いても反応はないだろう。
引きこもる理由を考えて知ろうとしたうえで話しかける。聞くというよりはまずは「私は」を主語にして、私は今こんなことをしている。こんな人に出会ってこんなことを考えた。あなたにも一人でいる時間を長く過ごすより、人に出会ってそこでなかなかうまくいかないことにも時間をかけて欲しい、と自分の考えを言うことしかできないだろう。相談や悩みはいつでも言って欲しいと伝えることは大事だろうが、結局それは親に言ったところでなかなか解決しない。他人に相談したり頼ったりできることが何よりも大切なことになるだろう。くみこ

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