NPO法人 ニュースタート事務局関西

★とんだ子ども食堂at富田支所前グランド

By , 2016年5月31日 10:00 AM

4月17日の日曜日、早朝までは雨が降っていましたが、雨天決行(調理室も借りていたので)の子ども食堂準備からスタートしました。雨もやんで、チビ火に薪で火をおこします。風も日差しも強い一日になりました。日焼けしていた人も多かったです。
薪を小さく斧で割る所から始まりました。スタートの11時前には火もついてさっそくおにぎりやパンを焼いて味見です。長井さんが朝から取りに行ってきてくれた竹の子は新鮮なので茹でずにそのまま焼いてみました。子どもたちも初めに焼きおにぎりをかぷついて、串にさして焼きマシュマロをしたり、調理室で作ってチビ火にかけておいたお汁も美味しかったですね。差し入れのおいもは定番の焼きイモに♪
今回の子ども食堂、沢山の方が参加されました。主催者のみどりさんや、共催したニュースタートや他の団体、個人で賛同してくれた方々の声かけ等で、子ども食堂に関心のある人が遠くからも参加されました。地域の子ども食堂としては、これからどうやって地元の子ども達や、その親御さんへ声かけをして知っていってもらうかが大事だなと感じました。
後半チビ火の周りにいるのは大人が多くて、子どもたちは近くの公園や支所横の公民館の中で遊んだり、一所にはじっとしていません。紙芝居のつるちゃんがお話を始めると子どもたちが集まってじっと物語を見つめていたのが素敵でした。紙芝居の後にもらえる、水あめをはさんだふわふわせんべい。好きな絵を描いてもらえます。大人も列に並んで描いてもらいました(^^)v(く)kodo

☆お散歩企画!パン屋さん巡り~阪急茨木市駅編~

By , 2016年5月30日 10:00 AM

1軒目が一番遠くて分かりにくかった。なのにGW休みで閉まっていてがっかり。小1時間歩いてようやくパンにありつけた2件目は小さなお店だけど素敵な雰囲気でした。私的にはここのパンが一番おいしかった(^^)
3軒目でようやく休憩。意外とみんなよく食べる。一気に4個5個食べれるのは自分くらいだと思っていました(笑)4件目は高槻の本店と同じ店。
☆一言感想
当日食べた分はおいしかったんですが、翌日に回した分は味が落ちたようでした。 伊藤さん
歩き疲れましたが、パンはおいしかったです。M
パン屋さんにまとめて行けて楽しかったです。みなさんお付き合いありがとう!fuku
お腹が空いていたので最後にはパンが食べれてよかったです。 栗岡大悟
パン屋巡りに向けて気持ちを高めるため、意識的に2日間ほど断パン屋をしてたので、その反動でこのパン巡りの後の一週間パン屋さんに毎日のように行って食べてしまいました。欲を抑えつけてしまうと後が怖いですね。(く)ぱん4

6月の定例会(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

By , 2016年5月26日 3:54 PM

6月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

6月18日(土) 14時から (209回定例会)

場所:高槻市総合市民交流センター(クロスパル高槻) 4階 第4会議室

当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。

参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら

※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。

【高槻市青少年センターと共催で行っています】

6月の鍋の会

By , 2016年5月26日 3:50 PM

★6月の鍋の会★

今年から開始時間が変更しています!

第375回  6月12日(日)12時~16時

第376回  6月26日(日)12時~16時

暑くなってきましたー!でも鍋の会ありますよ(^^)v

鍋の会は、作るところからみんなでやりたいと思います(^^)v

買い物も12時から行こうと思うので、何鍋にするかぜひアイデアください。

食べたい鍋のリクエストも大歓迎です。

久しぶりの方も始めての方もぜひご参加下さい。

本人がなかなか動けない段階の場合は親御さんだけでもぜひご参加下さい。

鍋の会には寮生や、生きにくさを感じながら動こうとしている若者も参加しています。

自分の子とはなかなか話せないかもしれませんが、他の若者と話してみてください。声を聞いてみてください。

参加申込みは事務所まで、電話かメールでお願いします。

詳細はこちら

「普通なんてどこにある~対人編~」長井潔

By , 2016年5月24日 10:00 AM

「よろしい。君含め課の若手全員の勤務評価を見せてあげよう。内緒だよ」

どのように勤務評価されるものか聞いた私を課長は別室へと促した。

5段階評価で同期のSだけが「1」、私含め3名が「2」、1年先輩の女性Hが「3」だった。

「Sさんだけ評価を上げた。年齢給制で若いSさんの給与が低いからだ」

それは納得できたがHの評価に目はくぎ付けになった。

苦しくなってきた。

(Hさん、あんなにがんばっているのに…)

進路を挫折した学生の頃、自分は生まれ変わろうと思った。そのために、それまでと正反対の考え方を取ることにこだわった。

毎日寝る前に行動を振り返り「大丈夫だ」と自分に言い聞かせた。他人から何を言われても気にせず心の奥に自由を保つためだ。その上で他人の反応を見た。他人という鏡があってこそ変われるからだ。

慣れると他人の心理も見えてきた。

親しくない先輩が突然話しかけてきた時には、彼がふだんの友人関係に干され苦しんでいるさまが透けて見えた。

「何があっても私は仕事で謝ったりしない」という人からは自信のなさが見えた。

男性に怒鳴られ悩んでいた女性は、男性を傷つけた一言に気付けなかった。男性からは高いプライドと対人関係の不安が見えた。

悩みや欠点が多かった。すべての人が何かにとらわれている。

普通の人ってどこにいるのだろう。

会社では研究開発の仕事をしていた。人が味を判定する試験でよい結果が得られない時があった。わざと劣化品を作り、人が適切に判定できていないことを証明した。課長に

「悪いデータを出してどうする」とかんかんに怒られ、悩んだ。課長は部下の欠点を示され不安に陥ったのだ。しかし心理が見えても悩みは取れなかった。

(考え方をまた変えるべき時が来たのではないか?)

人の悩みや欠点を見るだけでは前に進めない。その人間同士で何を生み出せるかが問われている。自分は他人を変える鏡でもあるのだ。

そのような時にHの「3」評価を見たのだ。

確かにHは周囲の意見を研究に取り入れられず、研究職は不向きに見えた。だから「3」の理由は理解できた。

(ただし、そこで終わってよいのか?)

入社以来、失敗ばかりの私にHは優しい声をかけてくれた。気持ちを明るくさせてくれる素晴らしい女性だ。

(そうだ、勝手に彼女を勤務評価しよう)

私にできる最大は彼女に勝手に「1」をつけることだった。彼女は必ず「1」を持つ。その項目は…

(聞き上手だ!)

表現できてうれしかった。もやもやが吹っ切れた。

これをきっかけに、人の悩みや欠点だけでなく、「1」もまた見えるようになった。

数年後、彼女は人事部教育課に異動を命ぜられた。人目をはばからずに職場で泣いていた。何一つ声をかけられなかった。

しかし異動は欠点だけで決まったのではないと思う。

社員教育の仕事は聞き上手「1」の彼女にこそふさわしい。新しい職場で彼女の能力はいかんなく発揮された。

2016,5,11 長井 潔

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