NPO法人 ニュースタート事務局関西

○3/24雨天のため、新しい場所にて花見鍋会します!

By , 2024年3月24日 7:57 AM

○3月のお花見鍋の会

※雨天なので新しい場所「へそでちゃ」で開催します。

日時:3月24日(日)12時~16時 第491回

持ち寄りになります。おにぎりと飲み物はこちらで用意しておきますので、みなさん1品を持ち寄ってください。好きなものでも、手作りの物でも、甘いものでも大歓迎です!

初めての方も是非ご参加ください!場所などの説明もありますので必ず参加申し込みお願いします。

場所:「へそでちゃ」高槻市東五百住町にて

待ち合わせ:11時30分JR摂津富田駅改札口

現地に来られる方は12時までに来てください。

参加費:カンパ制 

参加資格:鍋会前か後に引きこもりを共に考える交流学習会に参加

 

3月例会報告

By , 2024年3月20日 9:52 PM

 3月16日(土)12名(内家族の方が4組)の参加でした。この日で例会300回目となりました。
投稿を寄せてくれた参加者の方の話を聞きながら、みんなで話をしました。引きこもっている人はなかなか助けて欲しいと言わない。引きこもり問題においては、その人が何かをできないわけではないので「助ける、支援する」ということよりも、逆に助けてもらったり何かを一緒にやるときに頼ったりすることがきっかけになるのかもしれない。社会や親、本人が思う引きこもり問題はどこにあるのか。本人の能力がない努力が足りないなど個人の問題ではなく、どこにあるのかといえば社会の側にある。
 皆さんの話からは。就活が上手くできなかったこと。見下されているように感じる。この会社に入りたいという話を作って内定を取る人、他の会社を選ぶかもしれないことを分かりながら内定を出す会社、など人に対する不信感を持つ。それはおかしいわけではなく、とても正常な感覚なのでは。
 自身も引きこもった経験のある人がしてくれた話。「引きこもっていた時は、自分もできないと思っていたし家族も助け方がわからなかった。自分の可能性を閉ざして何とか生きていける場所が家だった。動いていくとしたら自分にうそをつかずに生きるしかないから今こういう風になっている。自分の中に選択肢がある。それを自分で決める自由がある。他人と話すことで自分一人では行けない場所まで行ける。」と。他人と関わることは、自分ができる範囲を乱され、できるかわからないことをやらなくてはならなくなる。その時自分だけではできると思ってなかったことにチャレンジして可能性が広がっていくのかもしれない。こわいけど一つ一つやってみる。(くみこ)

4月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

By , 2024年3月17日 10:00 AM

4月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

4月20日(土)14時から (301回定例会)
場所:クロスパル高槻 4階 第4会議室
当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。
参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら
※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。

3/24「お花見鍋会」雨天のため新しい場所で!

By , 2024年3月17日 9:30 AM

○3月のお花見鍋の会

※雨天なので新しい場所「へそでちゃ」で開催します。

日時:3月24日(日)12時~16時 第491回

持ち寄りになります。おにぎりと飲み物はこちらで用意しておきますので、みなさん1品を持ち寄ってください。好きなものでも、手作りの物でも、甘いものでも大歓迎です!

初めての方も是非ご参加ください!場所などの説明もありますので必ず参加申し込みお願いします。

場所:「へそでちゃ」高槻市東五百住町にて

待ち合わせ:11時30分JR摂津富田駅改札口

現地に来られる方は12時までに来てください。

参加費:カンパ制 

参加資格:鍋会前か後に引きこもりを共に考える交流学習会に参加

 

○4月の鍋会は

日時:4月14日(日)12時~16時 第492回

みんなで集まってから何鍋にするか考えて買い物に行って鍋を作ります。初めての方も久しぶりの方も大歓迎です。新しい場所ですので参加される方は必ず申し込み下さい。

場所:新しい場所「へそでちゃ」(JR摂津富田駅から徒歩15分弱)

待ち合わせ:11時45分JR摂津富田駅改札口

現地に来られる方は12時までに来てください。

参加費:カンパ制 

参加資格:鍋会前か後に引きこもりを共に考える交流学習会に参加

「新たな場所について」髙橋淳敏

By , 2024年3月16日 5:00 PM

新たな場所について
ニュースタート事務局関西が共同生活寮を閉じてはや5年が経とうとしています。その時から現在までの期間の半分以上が、コロナの流行したさなぎのような変化時間ではありましたが、のど元過ぎた今となってみれば、株価がバブル以来だとか、就職戦線が売り手市場になったとか、物価の高騰など、「ひきこもり」前夜の30年以上前に戻ってしまったと思うところもあります。少なくとも20年前は「失われた10年」と言われ、その後20年、最近までの「失われた30年」と言われ続けた喪失期は、ようやく終幕することになるようです。もう「失われた40年」と言われることはないと。そんな気(景気)がしています。一方で、日本の経済は少子高齢化が加速して止まることを知らず、低迷し続けています。内需が減る一方だから当然です。人口は増え続けた時期と同様、指数関数的にグラフでは滝のように落ち、減り続けます。こちらは40年以上前から指摘されてきて、予想通りで分かりやすい現実です。「失われた40年」と呼ばれなくなるのは、失われたものが戻ってきたからではなくて、失われ続けていることの方が常態化するからです。30年以上も喪失期を過ごすことになったのは、それ(経済成長)がいつか戻ってくると、それしかすがる思い出がなかったからです。コロナ流行期間に、よりを戻すのが不可能だとようやく諦めることができて、前のバブルのような数値が戻ってきたのは皮肉な感じもします。ですが、バブルもそうであったように、今も概ねまやかしの事態の中にあると考えていいでしょう。現実は一億総中流時代とまで呼ばれ、都市に流入した男女が対になって築いた核家族を支えた恋愛ドラマは崩壊の一途をたどっています。子どもが減り続けるだけでなく、結婚する人たちも激減しました。喪失期間ではなく、恋愛自体や対になることをやめた男女は、全く違った暮らしを考え実践しました。過去の失恋やドラマに浸っていては、自らの人生を棒に振ってしまうことになりかねません。喪失は誰か他の相手を見つけて穴埋めするのではなくて、経済成長やかつての恋愛モデルとさよならすることによって終えたのです。私たちが20年弱やってきた共同生活寮は、この社会が喪失している期間の新たな暮らしの模索ではありました。ですが、共同生活寮の出口は、一人暮らしかその先にある男女が対になる核家族のようなモデルしか見出しにくいのは事実でした。今回新たに作る場所は引きこもり問題に限らず、地域課題を共に考えていく場になります。私たちは30年くらい前のこの活動から、「ひきこもり」その原因は、引きこもっている人の問題ではないと考えてきました。ひきこもる問題は社会の側にあって、個人の能力や努力や気力や病気や障害が問題なのではないと世に問うてもきました。この社会の問題を、今まで以上に直接的に社会や自らの地域にも問う場を作っていきます。今までやってきた「鍋の会」などの交流会もします。「へそでちゃ」という名称になりそうです。とりあえずは、ぼちぼちと事務所も移転しますので、どうぞお見知りおきください。
2024年3月14日 髙橋淳敏

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