8月定例会報告
8月21日(土)7名参加でした。今回は参加人数が少なかったこともあり、冒頭こちらから話すというよりは皆さんの話を聞きながら意見を言い合うという形で始めました。皆さんの話から。
教育は就職するための教育になってしまってはいないか。どう生きていくかの教育はなされているのか。引きこもっていて実際何が悪いのか。育っていく中で周りに見本が少ない。親も自信がない。
今は何かを選択するときに情報がありすぎて他人が考えてやっているのを観たり、意見を言っているのを観たりして選択する場面が多くなっているのでは。悩んで失敗してもがくような苦しい時間をあまり過ごさず生きてしまうのでは。
親は子に一人でも友人がいてくれたら安心する。自分が死んだあとこの子はどうなってしまうのか、一人きりでいて誰にも関われずにどうなってしまうのかと最悪なことを考えずにはいられない。この心配を持ちながら親は子に働きかけをする場合が多いのではないか。それは、これから先が心配なんだこのままでいると大変なことになるよという不安感ばかり伝わってしまうことになるのかもしれない。
この20年間で引きこもりは変わったかという問いに。当人の本質は変わっていないと思うが、親のとらえ方が変わってきたのでは。以前はその引きこもるという現象、状況に対して悩んでいたが今はそのことについては知っている親も多くなり、どうやって就職させられるかという悩みになってきているのでは。
(くみこ)