「6月13日鍋の会」報告
「6月13日鍋の会」
6月13日(日)カフェコモンズで463回目の鍋の会開催しました。今回もみんなで鍋を作ることはせず(以前はその日集まった参加者みんなで何鍋にするかを考えて買い物に行き作ることもしていました。)こちらで作っておいたチキンカレーとキッシュ、差し入れに持ってきてくれたマカロニサラダを食べました。みんなで鍋を作れなくなってからは、感染防止のためにも限られた人が作っていましたが、これからは感染対策をした上で参加する人に調理担当をお願いして鍋の会を開催していきたいです。「ご飯食べに話をしに行く」というよりは何か役割があったほうが参加しやすい人もいるとも思います。
鍋の会は無理に話さなくてはならない場ではありません。ただいること。その場で他の人と一緒に時間を過ごすというために参加してもらえたらと思います。他の人が話しているのを観察することも大事で、自分のことだと見えてなかったようなことが見えてきたりするかもしれません。(あ、この人自分の考え方と似ているな、そうか他の人はそういう風にみているのか)など自分で体験する前に、他人を通して体験することからはじめてもいいと思うのです。自分の家族の中の価値観しか知らないままではなく、違う環境で生きてきた人の自分とは違う価値観に触れることもできます。
今回の鍋の会で例えばズームで鍋の会って可能だろうかという話をしました。遠くから参加する人にとってはいいのではないかという意見もありました。他には、鍋の会のあいだにある、誰も話をしない時間や人とのやり取りで気まずい瞬間などを肌で感じることが大事な気もするという意見。それこそ今までの鍋の会でも参加者の方どうしで意見がぶつかり合うことも何度かありました。そのときにもし画面上だけで言い合い相手が電源を消して離れてしまったらそれで終わりになってしまうのではないか。ぶつかり合っても周りの人の意見やお互いの表情、そして何より鍋の片付けなどを一緒にする時間の中で(鍋の会では準備や片づけを参加者みんなで行います)ぶつかり合いのあとの話ができることもある。会議や定例会などならまだズームなどの参加も可能かもしれないが、「鍋の会」は不便でも、非効率でも、何も話せなくても集まることが大事なのかもしれない。(くみこ)