NPO法人 ニュースタート事務局関西

~よるべ~開所式

By , 2017年12月21日 10:00 AM

11月23日(木)、引越してから約2カ月がたち、ようやくよるべの開所式ができました。企画し始めた頃はまだあたたかくて、外で青空マージャンやマーケットをしようと思っていましたが、当日は寒かったこともあり、所長の開会の挨拶の後はほとんど部屋の中にいました。寒空の下、マージャンセットと小さなマーケットが外で来る人を待っていました。隣近所の方々が来たら家の中も見てもらって私たちの活動を知ってもらい、できるなら近所おっちゃんとマージャンしたい!というのが希望でもありました。なかなかのぞきに来られる方は少なかったですが、同じ宮田町から参加してくれた方たちや、昔から応援してくれている方、最近鍋会や例会に参加してくれている方も来てくれました。隣に住んでいる大家さんでもあり、ニュースタートの活動を応援してくれている堀切さんも加わって最終的には20名ほどの参加がありました。初めは、部屋の中に貼りだしてあるニュースタートの今までの活動の写真を見つつ、話をしたりしながら、お昼の豚汁とおにぎり作りが始まりました。一通り準備ができた後も話が尽きないようだったので、話しながらあんぱん用の生地もこねてもらって、一次発酵をさせながら13時頃お昼ご飯を食べました。濁り酒の差し入れを頂いたので、いつのまにか乾杯です。お昼ご飯の後、あんぱんの形成をみんなでした後は順に2次発酵→オーブンで焼く→良いにおいの中、「引きこもり座談会」が始まりました。その間に途中から来られた方も何人かいて、どんどんお酒の差し入れを頂き、あんぱんをあてにお酒を飲みながら。あれっいつのまにか宴会に!?でも話の内容はとても真剣で、みんなでこの地域でどうやって助け合いながら生きていけるか。若者が必要とされる社会にしたい。一人暮らしの人でも集まれる自治会や場が必要だろうなど、「よるべ」という場を作ろうと思った気持ちを改めて胸に刻みながら、私はみんなの熱い表情を見まわしていました。閉会前に近くの神社にお参りに行こうと予定していましたが、みんなまったく立ち上がる気配もなく、肩が当たるくらいの距離感で座って話して食べたり飲んだり。「よるべ」。この場所を使ってもらいながらも考えていこう。(く)

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