『378回目の鍋』と『379回目の鍋』(7,8月)
『378回目の鍋』
7月24日。この日は出張鍋会でした。
滋賀県大津市にある「りぼーんスイッチ」との共催という形で行われました。社会福祉法人「共生シンフォニー」から最近新しく出来た団体みたいです。
こちらの詳しい内容はHPを参照してもらうとして(手抜きしたいわけじゃないですよ)、今回はいつも通り12時に現地で開始する為に現地へ向かう前の集合時間は少し早めになりました。
約1時間かけて大津まで行かなければならないので……こればっかりはどうしようもありません。
とはいえ移動中も電車の中から外を見ていると、だんだんと景色が変わっていくのがよくわかって楽しめます。
大津市の瀬田駅に着いたら、りぼーんスイッチのS石さんという色んな意味でキャラの濃い方が出迎えてくれました。
彼とは既に通常の鍋の会や花見で何度か顔を合わせていますが、初対面の頃と今とで接し方がたいして変わってないのが面白いところです。
会場に着いたら少し一休みして、予定通り12時から鍋の会を開始しました。
なんとりぼーんさんが事前に冷製鍋を用意してくれていたそうなので……よし、ならば今回は温かい鍋を作ってダブル鍋で行こうという話に。買い物班はS石さんの運転する車で少し離れた所にあるというスーパーへ行ってもらい、残ったメンバーで既にあった野菜を切ったり、おにぎりを握ったりして買い物班の帰りを待ちます。
流れはいつも通りで滞りなく進んでいったのですが、買い物班の帰りに車が混み出して少し大変だったそうで……。
とはいえ、我々には鍋料理に慣れたベテランの方々がついているので、多少時間が遅れても鍋が出来なかったなんて事にはなりません。
水炊き鍋、冷製鍋とサラダまで用意出来てしまい、とても豪華なメニューを参加者の方々と楽しむ事が出来ました。
非常に美味……海で食べる焼きそばは格別に美味いとかよく言いますが、そういう事とは関係なくどれも美味しかったです。
美味しいものを食べて、たくさん話をして、とても充実した出張鍋の会となりました。りぼーんさんとは今後も共催出来ていければいいなと思っております。つぼい。
『379回目の鍋』
8月14日。この日は3週間振りの鍋会でした。
夏の暑さでバテバテな状態で涼しい部屋の中で温かい鍋を食べる……そんな贅沢を出来てしまうのが鍋の会です。そもそも夏に鍋を食べるという発想はあまりないらしく(冷製鍋はあるがメジャーという程でもない)、どんな鍋にしようかと決める事がまず難しいのかもしれません。
そして最近何を作ろうか困った時に食べる事の多い鍋が出来てきているような気がするのです。
……そう、ヤツです、キムチ鍋先輩!
辛い系が苦手な人にはきついかもしれませんが、辛さはある程度調整出来るので多少苦手な人でも「あれ? 案外いけるかも?」という風になっちゃう素敵な先輩です。
冬には辛くて温まる料理が欲しくなりますが、夏も夏で何だかんだ辛い料理を食べてしまうのが人間という生物。
夏に鍋でしかも辛い系とかないわーとか思ってる若者に物申します……夏に辛い系の鍋は全然いけるんですよ!雪の降る寒空の下、わざわざ人の見てるバス停でアイスキャンディーを頬張る小学生が過去に実在したように、暑くて汗もかいてたのに辛い鍋とか食べてる大人達もここに実在するのです!
そんなわけで買い物班となった自分ですが、暑い上に荷物重くて帰ってくるなりぐったりダウンです。
一緒に買い物に付き合ってくれた参加者の女性の方は、ここからが本番だと言わんばかりに動いてくれていましたがとても真似出来そうにありません。
男連中の作ったドデカイおにぎりと一緒にキムチ鍋を実食開始!
辛くて美味い! 今回も大絶賛で特に味付けを褒められていましたが、その美味しい味のキムチを買ってきたのは何を隠そう自分ですよ(当然隠しますが)。
しかし味付けが上手いのは事実で、これ以上の物を作ってみろと言われても「やってやるぜー!
……ムリでした」となるのがオチです。
鍋料理とはいえ料理は料理。そこには味付けという名の大事な工程が関わるわけで、そこを上手く出来るかどうかで全てが決まると言っても過言ではありません。
味付けに自信のある方、是非とも鍋の会に参加して彼女に挑んでみて下さい。つぼい。