例会報告
6月20日(土)例会がありました。9名(内家族の方が3名)参加でした。この引きこもりを考える会は、私たちニュースタートがやってきたことや考えていることなどをお話しながらみなさんの悩んでいることも聞かせてもらって一緒に考えようという会です。初めに、代表の高橋が一か月ヨーロッパに行っていたこと。ドイツ、フランス、スペイン、イタリアと知り合いを巡っていろんな場所に行って新しくもいろんな人に出会ったりする中で、そのうちの2,3日のことでもまだ頭の整理がつかず、少しずつ文章にしているところ。ヨーロッパでのことから今の日本の引きこもり問題について考える。スペインのマドリードで参加した心理学廃絶の集会では、本当は自分たちの社会の問題なのに専門家が入ることで、個人化させられるということ。引きこもりも個人の問題(病気や障害、能力など)ではなく、自分たちが生きているこの社会の方に問題があるのに専門家に任せてしまうと人との話し合いや一緒に考えたり生きようとする時間が失われてしまうのではないかというところ。
皆さんの話では。子どもたちは大人になったら会社員になるというモデル(親が違う働き方をしているのでなかったら)しか見えず、他の道を想像しにくかった。ヨーロッパでの子育ての仕方や結婚観の違いも感じたという話も。日本では親が(特に母親が)子のために人生を捧げるものと思われていると親たち自身が考えてしまっていて、その子たちも(言葉で言われたわけではなくても)親なんだから子のために子の気持ちをわかってどんな時も対応するべきだったと親を責める。親だって一人の人間で、子も親とは違う価値観を持った人間だと思えていたらそんな風には考えないかもしれない。社会の厳しい目を誰に言われたわけでもないのにみんな感じてしまっている。そうではなく、いろんな子がいて当たり前。学校に行かなくても他に選択肢があったり、いろんな生き方があっていいんだとそういう目でお互いを見れるなら希望を持てるのかもしれない。そしてしんどい状況の人がいるならその人個人の問題ではなくて自分たち社会の側の問題なんだから他人事ではなく自分事として一緒に考えて話したい。(くみこ)
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