NPO法人 ニュースタート事務局関西

2月例会報告

By , 2026年3月16日 11:45 AM

2月21日(土)例会がありました。5名(内家族の方が3名)参加でした。元代表の西嶋さんが1998年11月ニュースタート関西の活動の始まりでもある定例会を始めた。そして現代表の高橋は2001年4月ごろ始めて鍋の会に参加し、そこから関わることになる。そもそも学生時代、周りが大学に行って就職してお金を稼いでいくことを当たり前の目標のように話す中、そんな風に思えない自分は何かおかしいのかとも思った。高3の1月に阪神淡路大震災があり、目の前に当たり前にあったもの絶対的なものが崩れ落ちていった。考え方価値観が大きく変化した瞬間だった。自分自身に対する何かおかしいのかという考えだけでなく精神医学に興味を持ち大学で学ぶことにした。そこで心理学を学んで感じだことが、個人の病気の症状を薬で抑えたところで、その人がそんな風になった根本的な原因は社会にもある。個人の症状だけを診ていてもいいのかと感じた。その後就活はせず卒業後始めてぶつかったのが鍋の会だった。その頃ニュースタート関西で始まった活動が鍋の会、訪問活動、共同生活寮だった。始まりだした頃の訪問活動に一緒についていく中で訪問活動を始めることになる。訪問活動とはカウンセリングとは正反対のものだった。カウンセリングは、自分のホーム(診察室)で待っていてそこに相手がやってくる。その相手が困っていることなどを話し、カウンセラーはそれを聞く。時間も決まっている。それとは逆に訪問活動は、アウェイ(相手の家、部屋)に訪問して、訪問者が自分が今やっていることや考えていることなど話をする。会えるかはわからず、ドアの前で待ったり話したり何時間かかるかもわからない。そしてその訪問活動を今もずっと続けている。

 皆さんの話では。親はリミットを決めることができる。経済的なことも含めて、毎日一緒に生活している親だからこそ言える言葉がある。今の状況はもう私にはしんどいことも正直な気持ちなら言えるのでは。そして、一人で家にいて誰にも会わずどこにも行かない今の状況をこれ以上1年2年と長く続けていっても良くなっていくものではない。リミットを決めてそれに向かって何ができるか一緒に考えようと子の背中を押すこと。言葉でいうと簡単なことのように感じるが、ピリピリとした緊張感の中一言でも何か言えば子はイライラしてきつい言葉が返ってきたり、落ち込んだり傷ついたり気持ちはざわざわするだろう。想像通りにはうまく想いも伝えられなかったり、えぐられるようなつらさを互いに感じるかもしれない。でもそれも生きていく上で大切なことなのではないか。親だからうまくできることもなければ正しいなんてことはないし波風立ててぶつかることは怖い。でも親にしかできないこと。(くみこ)

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