12月例会報告
12月20日(土)例会がありました。6名(内家族の方が4名)参加でした。今回は冒頭に例会のあり方について、鍋の会のこと、通信のことなどを話しその中で、通信にいつも載せている代表の文章について難しいかどうかなど聞いたりしました。その後この時の通信の文章について話しました。近代になり、精神と身体を分けて考えるようになる。精神は肉体とは独立していると。この考え方で引きこもり問題を見てみると、引きこもりを解決するためには本人の気持ちや考え方を変えればよいということになる。そんなこと可能だろうか。周りの環境や本人に対する他人の関わりに精神は依存しているのではないか。だからこそ本人の気持ちや考え方をコントロールしようとするのではなく、環境を変える、身体の健康さを考えたり、誰と関わるかなどが大事になるのではないか。
みなさんの話から。子が引きこもりだして色んな段階を経て少し落ち着いてきたころ、家の中は静かではあるが本人の動きがなくなることは心配でもある。そういう時はどうしたらいいのか。そういう風に引きこもりの状態で生活を続けていけるということは家族や周りがその生活を支えているということ。今までやり続けていたことをやめてみる。そんなことしたら愛されていないと感じるのではないかと不安でやめれない方もいるかと思います。そんなことで愛していないということにはなりません。本人は口では愛していないのか!というかもしれませんが、それを続けることが本人のこれから動いていくためのブレーキになっているんだとしたら、続けることの方がひどいです。悪者にされることを怖がってお世話し続けてしまうとそれは結果的に本人のためにはならないのではないでしょうか。引きこもりに関係なく、満ち足りた生活を与え続けることが必ずしも子どものためにはならないだろうなと思います。足りなくなるからこそ、あれが欲しい、食べたい、こんなことをやってみたい、など欲望がでてきてそのためには自分で動かなくてはならない(親に頼っててもやってくれない)状態になることも重要なのではないか。(くみこ)
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