12月鍋の会&11月例会報告
12月8日(日)499回目の鍋の会、参加は7名でした。500回に向けて今回は細々とやる感じかなと思っていたら7名も集まり、食材も持って来てくれたり、甘いものの差し入れもあったりで500回前のお祝の会のようでした(^^♪400回目の時はなんとオールナイト鍋会をしていて、夕食、朝食(昨日の鍋の汁でおじやとかだったかな?)最後に昼食と、鍋を継ぎ足し継ぎ足し、最終的には繊細な味でなくてもこってり美味しい豚キムチ鍋にしたような記憶があります。500回目は何をしようかと話しましたが、忘年会も兼ねているのでいつも通り集まってみんなの顔を見てゆっくり過ごそうか、ってあれっもしかして400回の頃からたくさんの鍋だけじゃなく歳もいくつもくってますね(笑)そんな500回目の鍋の会忘年会ぜひみなさまご参加ください。(くみこ)
11月16日(土)11名参加(内家族の方は3名)でした。12月で鍋の会は500回になります!冒頭こちらからの話。「支援」とはどういうことか。引きこもっている人を社会に適応させて、その社会に入っていくようにする。そうではないだろう。引きこもっている人が主であり、彼らの方に社会が近づいていく。引きこもっているという存在が社会を変えていく。あらたに作った場「へそでちゃ」について。この場はいろんな人で運営している。ここで何をしているか。ニュースタートでは「鍋の会」やイベントなどの集まる場として、地域で活動する団体の会議の場として、沖縄の問題についての展示会など様々で、基本的に何をやりたいのかというと自分たちのことを自分たちで決めていく「自治」。
人との関わりの中で面白さというのはどういうところからくるかというと、自分たちのことを自分たちで決めようとみんなで話し合ったり動いて行くときだろう。
就職状況が良くなかった頃は、例えばニュースタートで5年前くらいまでやってきた共同生活寮の寮生たちを就活させるわけではなく、自分たちで仕事を作り上げていくその過程で手伝ってもらったり頼りもしながら一緒に何かをすることができた。それがとても大事なことだった。今は就職状況は良くなってきている分、自分たちで仕事を作ったりすることがよりやりにくくなってしまっている。そしてこの状況で引きこもりは減ってきているわけではなく増えている。このことで、例えば就職できたりすることで経済状況が良くなれば引きこもらないということではないということがよくわかる。
皆様の話から。自分の能力をアピールしたり、人より先手を打ったりすることが苦手という話。できなかったことができるようになった時というのは、助けが無くなった時だ。人から助けを受けながら自分のやり方を見つけるということは理想的に思えるがそんなことはあまりない。助けようとする親や周りの人や支援者は自分のペースやリズムを乱してくる。失敗して時間がかかっても一人でやってみて初めて自分のやり方を見つけられる。
引きこもっている人は自分だけで何とかしようとしている。それはうまくいかない。そこにはコントロールできない他人(親はコントロールできる存在)が足りていない。どうにもできない時相手とコミュニケーションをしなくてはいけない。その結果がどうなったとしてもその過程こそ生きるということなんだろう。(くみこ)