NPO法人 ニュースタート事務局関西

12月例会報告

By , 2023年12月20日 8:19 PM

 12月16日(土)の定例会、参加は9名でした。(内4名の方がご家族)
 冒頭は引きこもり問題や訪問活動について。個人の能力不足や怠慢などで引きこもっているわけではなく社会の側に問題はあるので、引きこもり問題は家族だけでは解決できない。ニュースタート関西がやっている「訪問活動」とは。訪問者が無理やり本人を引っ張り出してどこかに連れて行くとかではなくて、その人にとって必要なことをしに行く。それはちゃんと対等に人と話ができる機会や相手。一緒に考えたり何かをやるような関係。この時難しいのは本人になかなか信じてもらえないこと。普段の学校や社会などでの対等ではない関係、消費者とサービスなどに慣れてしまっていて「話をしに来た。話を聞きに来た。」と言ってもそうじゃないんだろうとあやしまれる。それを分かってもらうためには親とは考え方が違うことなどを態度で示す。そして何より家の中に他人を入れると空気が変わる。毎日安定して同じように過ごしていけるように家族が知らない間にも作っているものがグラグラと崩れそうになる。その時に出てきた問題にどう向き合うかが大切だろう。
 皆さんの話からは。引きこもっている時に、家での役割がないこと(家のことは全くしてくれないという親御さんの話や家事をさせてくれないという当事者の方の話もあった)や家のことを分担してしっかりやってくれているというどちらの話もありました。ありがとうと言われるようなことができているということはできていないということで自分を責める気持ちは少なくなるかもしれないが、やはり家族の中だけでは足りないものがある。他人から頼られたり、頼ったりするなかでの関係が自信を持つことに繋がったり、自分を肯定できたりするのだろう。他人と出会っていくためにも、同じ家の中にいる家族ができることは背中を押すことなのだろう。(くみこ)

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