「3月の引きこもりを共に考える交流学習会」報告
3月20日(土)この日は12名参加(内家族の方は5組でした。)
初めに、ニュースタートに長く関わってきてくれている田中さんが自身の話をもとに引きこもりについて話してくれました。今現在は無職だが毎日ひっぱりだこで忙しい。お金になることじゃないけど。全部が繋がっていくような活動で、引きこもっていて出てきてからは心を閉ざすことなく動けている。今は世間の目が気になり若者が外に出にくい。引きこもっている人が働くこと以外で人に会うため出てくることができていない。20代で出てきたけれど今になっても生きづらい。それでも生きてきたのは仲間がいたから。
皆さんの話からは、高校前後でいきなり不登校になる。高校に行く以外の道なんてわからず途方にくれる。本人が動かない動けないなら親が変るしかない。親は何も言わないでおいたとしても本人にしたらずっと見られている、家族の中での一つの悩みの種になっていることを気にしている。そもそも今の状態が失敗でもなければ悲しむことでもないはずだ。本人はもう小さな子どもでもなければ、親と同じ一人の人間で自分の人生を生きていかなくてはならない。ほっておくのではなく、信頼して、親も自分の人生を生きること。そしてあなたにも自分の人生を生きて欲しいことを伝え続ける。(くみこ)