○映画「沈没家族」6,7(金)~よるべクラブ~
6月7日の夕方から十三にある第七藝術劇場で「沈没家族」という映画が上映されるとコモンズ大学の知り合いから誘われて三人で観に行きました。十三駅で待ち合わせて早速映画館へ。雑居ビルの6階にあって古くからありそうな町の映画館という感じでした。お客さんはそれほど多くは無く自由席でしたが良い席を陣取れました。内容は90年代後半にシングルマザーになった若い女性が息子の子育てをチラシなどで赤の他人に募って、沈没ハウスと名付けられたアパートに集まり一緒に子育て生活をした出来事があり、そこで育てられた男の子が大人になって当時の人や場所を振り返っていくドキュメントでした。他人の事を信用していないとできない生活でそこには人間関係の温かさが感じられました。今では無関係な他人が子どもに変な事教えるとか最悪何か犯罪が起きるかもという警戒心が強い時代に開放的な家族作りを実践していました。当時でも画期的な子育て生活としてメディアに取り上げられていたようです。自分的には関心が持てて最後まで集中して観れました。映画館を出た後には以前よるべで哲学講座をしてくれた中田さんともう一人の知り合いと合流して淀川の河川敷でビール片手に交流を楽しんで帰りました。自由人