『392回目の鍋』と『393回目の鍋』(2,3月)
『392回目の鍋』
2月26日。まだちょっと寒いねと言える気候でした。そして今回作る鍋は「すき焼き鍋」です。
メインの調味料は砂糖と醤油ですが、水は白菜等の野菜から水分が出るので最終的な味の調整には慣れが必要になるかもしれません。
幸いにもすき焼き鍋に慣れている方がいたので味付けを任せたのですが、ちょうど良い食べやすい味の濃さに仕上がってました。自分も昔はよく肉豆腐を作っていたのですが、すき焼き風の肉豆腐なのでこれも作り方はほぼ同じになりますね。味の濃さの調整には何度か作って慣れる必要はありますが、基本的には水も使わず簡単に作れちゃいます。
すき焼き鍋は解いた卵と一緒に食べるのでまろやかな味わいとなってご飯が進む美味しさになっていました(いつもはおにぎりを作ってますが、今回は敢えて白飯のまま)。
久々に日本の和の鍋の真髄を堪能出来て幸せな昼の間を過ごせました。
『393回目の鍋』
3月12日。時間帯によってはまだ寒かったりしますが、昼間は暖かくなってくる季節になりました。この時期、空気中を漂う花粉によって悩まされてる花粉症の方々がいるわけですが、何を隠そうその中の一人に自分がいます。
鼻水、くしゃみ、目の痒み、痛み、頭がボーっとする等、仕事はもちろん生活にさえ支障をきたすこの症状、生半可な精神では耐えられません。とても耐えられませんが、仕方がないのもまた事実。一つ一つの動作がいつもの半分以上にまで遅くなっているとしても、気合いと根性と我慢で外へ出ます。そんなわけで到着が遅れてしまい、今回作る鍋を先にいる方々に決めておいてもらっていました。
「キムチチゲ鍋」を作る事にしたみたいですが、これを日本語にすると「キムチ鍋鍋」になってしまいますので、正確には「キムチチゲ」ですね。チゲというのが鍋という意味らしいです。
そして参加者の中に日本在住の外国人の方が3人も来てくれました(内2人は夫婦)。
日本語はとても上手でしたが、ちょっとでもややこしい言葉だと伝わらないので、何とか英単語を混ぜつつ会話しました(英語が得意という日本人はいませんでしたが)。
こういう時は学生時代にもっと真面目に英語の授業を受けていたらと痛感してしまいます。
学生の頃の自分は「どうせ外国に行く気なんてないから覚える必要はない」なんて事を思っていたのでしょう。たとえ自分が外国に行かなくても、外国人が日本に来る事はもはや珍しくありません。備えあれば憂いなし、勉強して得する事はあっても損する事はないはずです。
キムチチゲもいつもより少し辛めに作ったおかげか、外国の方々のウケも良かったですし、もちろん我々も美味しくいただけました(辛いの苦手な方はいませんでした)。
外国の色んな話も聞けて勉強にもなる鍋の会となりました。
つぼい。