ひきこもりグレーゾーン~依存と自立、支援と被支援のはざま~
「ひきこもりグレーゾーン」
~依存と自立、支援と被支援のはざま~
㋅20日㈮◎にゃき’S NIGHT
司会:徳丸ゆき子(ニート支援NPO出身、ライフワークに山あり谷あり)
スピーカー
☆セクシー吉田(ニュースタート寮生)
☆石田鉄平(支援と被支援のグレーゾーン)
☆にゃき(カオスからの駆け出し支援者)
※セクシー吉田からのお手紙
こんな話が自然発生的に出てきた過程での開催です。
★被支援者(ひきこもり支援)としての僕が出せる話。
◎支援者と被支援者の非対称性について
被支援者であることは、立場上弱くなりがちだと僕は考えています。
支援者は、支援者、というかスタッフとして上からの目線で話すこともあるし、同時に、僕らはあなた達(被支援者)と同じような立場というか、引きこもりと普通の人間(支援者も含む)に差はない、というようなことも言ったりする訳で、なんか矛盾というか気持ち悪いというか、もやもやした感じがあります。
それに関して言えば、僕自身が引きこもりというものに対して、社会的に弱者であるという風に考えていて、支援者を含む普通の人間に対して、ひがみを感じているだけで、僕が出している問題は前提というか問題の立て方が間違っているという可能性もあると思います。
話していくうちに何か落としどころが見つけられたら良いな、思います。
◎支援者は被支援者をケアすることによって自己を確立しようとしていないか?
支援者という仕事(あくまで仕事と呼びます、それで生計を立てているからには)をやることで、自分の心の穴を埋めようとしているのではないか?というのは、被支援者として支援者と接している中で、否応なく考えさせられる問題であると僕は考えています。
支援をするということは、被支援者と濃密な人間関係を築くことであるのに、支援者からしてみれば、仕事であるという事実。
支援をするという仕事を通して自己を確立しようとしているのではないか?
いかんせん、支援者が仕事として扱っている(言い方が雑すぎますが)のは、被支援者である僕たちの人生であること。
そういう前提に立って、物を考えていくと支援者と被支援者の関係って共依存的なのかもしれません…。
◎被支援者が支援者に依存しすぎる、という話。
被支援者が支援者だけに依存するというか、支援者が依存できる先を増やそと色んな場に連れて行っているのに、被支援者は支援者だけと関わりたい、というように言うらしい事があると聞きました。
僕自身は、特定の支援者に重く?依存しているつもりはないのですが…。その話を聞いた時に少し背筋が寒くなったのです。
特定の人に依存しすぎるという問題もありますが、特定の場に依存しすぎるということも考えられると思います。
僕自身ニュースタートで人間関係が終わってしまっているところがあって、ニュースタートを出る時に孤立するのではないか、というか大切な居場所を失うかもしれない…。そういう事も考えていると背筋が寒くなる、でも、今後一年以内にそういう事をしなくてはならない…。悩みどころではありますね。
★6/20㈮19:00-21:00
◎場所:カフェコモンズ
大阪府高槻市富田町1-13-1
※阪急富田・JR摂津富田から2ー3分
ファミマを曲がりすぐ、ウエストビル5F
※一般参加:参加費1000円+飲食されましたら別途、カンパを!!
★お申込み・詳細はにゃきこと山村礼子まで
09067357725