NPO法人 ニュースタート事務局関西

例会報告

By , 2026年6月25日 8:45 PM

 6月20日(土)例会がありました。9名(内家族の方が3名)参加でした。この引きこもりを考える会は、私たちニュースタートがやってきたことや考えていることなどをお話しながらみなさんの悩んでいることも聞かせてもらって一緒に考えようという会です。初めに、代表の高橋が一か月ヨーロッパに行っていたこと。ドイツ、フランス、スペイン、イタリアと知り合いを巡っていろんな場所に行って新しくもいろんな人に出会ったりする中で、そのうちの2,3日のことでもまだ頭の整理がつかず、少しずつ文章にしているところ。ヨーロッパでのことから今の日本の引きこもり問題について考える。スペインのマドリードで参加した心理学廃絶の集会では、本当は自分たちの社会の問題なのに専門家が入ることで、個人化させられるということ。引きこもりも個人の問題(病気や障害、能力など)ではなく、自分たちが生きているこの社会の方に問題があるのに専門家に任せてしまうと人との話し合いや一緒に考えたり生きようとする時間が失われてしまうのではないかというところ。

 皆さんの話では。子どもたちは大人になったら会社員になるというモデル(親が違う働き方をしているのでなかったら)しか見えず、他の道を想像しにくかった。ヨーロッパでの子育ての仕方や結婚観の違いも感じたという話も。日本では親が(特に母親が)子のために人生を捧げるものと思われていると親たち自身が考えてしまっていて、その子たちも(言葉で言われたわけではなくても)親なんだから子のために子の気持ちをわかってどんな時も対応するべきだったと親を責める。親だって一人の人間で、子も親とは違う価値観を持った人間だと思えていたらそんな風には考えないかもしれない。社会の厳しい目を誰に言われたわけでもないのにみんな感じてしまっている。そうではなく、いろんな子がいて当たり前。学校に行かなくても他に選択肢があったり、いろんな生き方があっていいんだとそういう目でお互いを見れるなら希望を持てるのかもしれない。そしてしんどい状況の人がいるならその人個人の問題ではなくて自分たち社会の側の問題なんだから他人事ではなく自分事として一緒に考えて話したい。(くみこ)

7月の定例会◆「引きこもりを共に考える交流学習会」

By , 2026年6月21日 10:02 AM

7月の定例会◆「引きこもりを共に考える交流学習会」

7月18日(土)14時から (328回定例会)
場所:クロスパル高槻 4階 会議室
 
当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。
参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら
※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。

7月の鍋の会

By , 2026年6月21日 10:00 AM

7月の鍋の会

日時:7月12日(日)12時~16時 第520回

みんなで集まってから何鍋にするか考えて買い物に行って鍋を作ります。暑い中もう冷房がいるかな。。。みんなでお鍋を囲みましょう。

初めての方も久しぶりの方も大歓迎です。参加される方は申し込み下さい。

場所:「へそでちゃ」(JR摂津富田駅から徒歩15分弱)

待ち合わせ:11時45分JR摂津富田駅改札口

参加費:カンパ制

鍋の会報告

By , 2026年6月15日 7:24 AM

 6月14日(日)鍋の会開催しました。15年以上ぶりの方も、よく会ってるけど鍋会は初参加という方もいて10名の参加がありました。今回はさっぱり鶏の水炊きがいいという意見がありすぐに決定。メニュー決めして買い物帰って来ると3名の方が増えていて材料足りるかなと不安になりましたが、最後はおじやという必殺技があったのでなんとかなりました。シンプルな味で食べる白菜や大根がうまいと感じるしみるお鍋でした。今回は参加者の方たちの間で初めましての方も結構いたので自己紹介を時間をかけてやりました。自己紹介と最近の自分のニュースというテーマで話しました。今までの話も聞きたいけどやっぱり大事なのは、今何に関心があって何に不安を感じていて何をしたいかが聞きたい。人に話すと、ただ訳もわからず不安で怖かったりすることも少し客観的に見れたりするのかもしれない。考えることは一人で出来るけど人の前でそれを出すことは他人がいないとできない。そんな場でもあります。暑くなってきましたが鍋の会ぜひご参加ください。(くみこ)

5月例会報告

By , 2026年5月23日 4:47 PM

 5月16日(土)例会がありました。7名(内家族の方が2名)参加でした。今回はいつも冒頭の話をする代表の髙橋が、ヨーロッパの何か国かにいる知人たちを訪ねて行ってその土地をまわる大旅行中だったので欠席でした。それで私が冒頭の話をさせてもらいました。ニュースタート関西が引きこもりを個人の問題(欠点や障害、病気だと考えてそれを治すことで元の社会に戻そうとする)として見るのではなく、引きこもってしまうような繊細で真面目で優しいところのある彼らが生きにくいと感じる社会の方に問題があるのではないかと考えて活動してきたこと。それを自分自身の話にも結び付けて話をしました。前日に家で愛犬(ゴン)の前で練習したときは、緊張することもなくゴンの目を見ながら、考えていた文章の間に自分の考えやエピソードを入れ込んで話すこともできて30分ほどかかったのですが、当日話し出すとみなさんの顔も見れないし、考えていた文を順番にサクサクと話してしまい、なんとたった15分しか経っていなくてびっくりしました。伝えたいことを人前で相手に伝わるように話すということは本当に難しいことだなと実感しました(^^

 皆さんの話では。心のストレスから身体に症状がでることがある。それは幻聴だったり腹痛であったり、いずれにしてもそれは不安が大きくなったときに強く出る。その身体のサインに目を向けるだけではその症状はなくならなくて、逆にそのことを思い悩んで不安やストレスは大きくなることはあっても軽減することはなかなかないだろう。元々の原因である心のストレスを軽減するためにはどうすればいいか。たとえばこれからのことや人間関係のことなど不安に思っていることをいくら一人で思い悩んでも答えは出ない。それよりは身体を動かして少しでも興味があったりわくわくするようなことをしてみる。その結果そのことについて考え始めることになる。そうすることでしか不安から一度視線をそらして他の景色を見ることはできないのではないか。

 「親は子に寄り添って一緒に悩んだり考える」こんなことはおそらくできない。もちろん親は勝手に子の事を想って考えて悩んではいるが「子と一緒に」というのは実際は可能だろうか。親から子(中学生以上の)に歩み寄ることは難しい。子はよりそっぽを向いてこちらを向こうとはしない。ありえるとしたら、子が他人と関わっていく中で自分は親とは違う人間で自分の生きる道は自分のものだとなんとなくでも感じたとき、子の方からなら親に歩み寄ってくれることはあるのではないか。

 他の方の話で、昔アルバイトをしていてうまくいかず、ふてくされて出ていこうとした時に「あほんだら!」と怒ってくれた人がいた。その後だいぶたった時に自分が元気にやっていることを伝えたら心から喜んでくれたという話。今自分はもう大人側だが、若者にきつく言えない。自分も傷つきながらやってきてもし伝え方で相手を傷つけたらと思うと怒れない。それは優しいというのとは違って自分が嫌われるのがまず怖いからなんじゃないかと思う。例え嫌われようと言わなきゃいけないこと(間違っていても)はバシッと言える大人が周りにいたら引きこもっていて動けない人の心をざわつかせることができるかもしれない。なにくそ!って。(くみこ)

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