NPO法人 ニュースタート事務局関西

9月の鍋会報告

By , 2025年9月15日 10:00 AM

9月14日(日)鍋の会開催しました。6名参加でした。鍋の会には何年かぶりに来てくれた人がいたり、いつもの人がいたり、まだまだ蒸し暑い9月の鍋会は、お鍋じゃなく皆で話し合った結果焼きそばになりました。ホットプレートでやるので何回かにわけて味も変えてやろうということに。3玉くらいでいっぱいになりそうなホットプレートに初めは6玉分の焼きそばを一気に作ってなんとも幸せな見た目で、焼きそばデカ盛りができました。初めはソース、次に塩味と手作りのザワークラウトを持って来てくれていた人がいたのでそれを入れて酸味と旨味の美味しい焼きそばができました。3回目は冷蔵庫に余っていた、辛ラーメンの粉と納豆の醤油、餃子のたれなど美味しいの足し算で味を整えて、なかなか濃い目のうまい焼きそばができました。とはいえお鍋とは違ってなかなかの炭水化物祭りでお腹いっぱいになりながら、参加した人同士で会ってなかった期間どうしていたとか初めましての人はどんな生き方をしてきたのかなど、自己紹介タイムがいらないくらいそれぞれに話ができました。そして豚の脂とこってり味のあとに、今年の祭りで余ったかき氷の蜜とかき氷機を持って来ていたので冷たいかき氷をデザートに作って食べました、、飲みましたかな。もう9月が暑いのは慣れっこになってきましたが、10月は今年も暑いのか。来月はお鍋が美味しい季節になっているかお楽しみに!(くみこ)

9月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

By , 2025年9月14日 4:02 PM

9月の定例会◆(不登校・引きこもり・ニートを考える会)

9月20日(土)14時から (318回定例会)
場所:クロスパル高槻 4階 第4会議室
当事者・保護者・支援者問わない相談、交流、学びの場です。
参加希望の方は事務局までお申込みください。詳細はこちら
※参加者は中部から西日本全域にわたります。遠方の方もご遠慮なく。

8月例会報告

By , 2025年9月14日 4:02 PM

8月16日(土)7名参加(内家族の方は3名)でした。夏の報告から。8/13,14に大阪の南にある滝畑という地域に暮らしている方の家に合宿に行ってきました。ニュースタートだけではなく今までも関わりのある人が集まって「お金について」話しました。滝畑に暮らすその方は古民家を買ってみんなで直して作って集まって野菜なども作ったりしながら映像を撮る人でもあります。8年前にニュースタートで合宿させてもらった時も「お金について」をテーマに話した様子を映像に撮っておられました。その時の話が面白かったのもありまた今回そのテーマで話したいということになりました。
本来は人と人をつなげる道具でもあったお金は今は人との関りを断ち切るものになっている。2000年頃に地域通貨という、ある地域や一定の集まりの中で使える通貨を作っていたことがある。布地をたくさん持っている人がかばんや帽子を作って地域通貨で売る。それを買った人は自分が作った野菜を持って来る人や何か物を運んだり手伝うことのできる人だったりする。そしたらカバンを売った人はその売り上げの通貨で野菜を買ったり何か手伝ってもらったりすることができる。物と物のやり取りの中で面と向かってその時にやり取りできるなら通貨もいらないかもしれないが野菜ができるタイミングや手伝って欲しいタイミングは同時には来ないかもしれないので通貨という形がわかりやすくもある。参加していた人の中では休みの日にお金を使わずに過ごせることが面白いという人もいた。
話は移って。98年ごろから現在にいたるまでの時間あたりの労働生産性と実質賃金の動きについて。労働生産性(時間でどれだけのお金をうみだしたか)についてはその幅は違えど欧米と同じように日本も右肩上がりになっている。しかし実質賃金においては欧米諸国が右肩上がりなのに対して日本は横ばいかマイナスの時もあり今に至っている。このことからわかるのは、若い世代がその働きに見合った賃金を受け取ることはなく、社会からないがしろにされてきたということ。世代交代もなくその状況で次の世代には生きにくく、引きこもりが少なくならないのは不思議ではない。
 皆さんの話から。引きこもっている状態の人が他人との関りがない状態で一人で暮らすことについて。例えば親と暮らしていると何もしなくても家の中は回っていく。掃除に洗濯、ゴミ出しに各種買い物、断りさえしなければもちろんご飯も出てくる中で引きこもっている状態だと自分の価値や意味を見失いそうになるのは簡単に想像できる。そういう意味では一人で暮らすことで、経済的には助けてもらったとしても、家の中をどう回していくかを考えることはなかなか刺激的だろう。そんな大変そうなことを自分にはできると親が信じてくれて背中を押してくれて、もしもの時はSOSを出しながら一人で生活するのなら、自信を持つことにつながったり、自己肯定感が上がったりするかもしれない。そうなれば外に目を向けることもできるかもしれない。でもそうではなく、一人部屋が少し遠くなった状況になってしまうのなら考えなおして親子で話し合うことも必要だろう。(くみこ)

9月の鍋の会

By , 2025年9月14日 4:00 PM

9月の鍋の会

日時:9月14日(日)12時~16時 第509回

みんなで集まってから何鍋にするか考えて買い物に行って鍋を作ります。実はこの時期が一番熱い!暑い!鍋の会だったりします(^^)(真夏はクーラーをつけていて優雅な鍋の会になることもあり。)

初めての方も久しぶりの方も大歓迎です。参加される方は必ず申し込み下さい。

場所:「へそでちゃ」(JR摂津富田駅から徒歩15分弱)

待ち合わせ:11時45分JR摂津富田駅改札口

現地に来られる方は12時までに来てください。

参加費:カンパ制 

参加資格:鍋会前か後に引きこもりを共に考える交流学習会に参加

7月例会報告

By , 2025年7月27日 6:54 PM

 7月19日(土)10名参加(内家族の方は5名)でした。先月の通信から、重度の障害を持った子の生名維持装置を外した母親の話について。母親には自分一人で育てなくてはならないという義務感が生じていたのではないか。障害を持った人を殺そうとする社会。そういう社会に対して向き合ったり、誰かと話したり考えたりする時間、余裕があれば変わっていたのかもしれない。人に任せること。母親は裁判で「介護疲れが理由ではない」と言っている。ということはそういう社会が苦しめたということ。社会への復讐だったのではないか。
 皆さんの話から。小さいころからの知り合いには会えるが引きこもっている状況になってからの新しい出会いには一歩が出ない。しかし知り合いたちは新たな出会いをしているわけでいつまでも会えるのかという不安。働きたくないという気持ち。引きこもっている状況では働くこと、新たな出会いに希望は持てない。無理のない現実的な関わりを少しずつでも持とうとすることで、外へ向けて一つ一つ考えていける。働かなくてはならないなどの少し先の悩みではなくて目の前の具体的な、どんな格好をしたらいいのか、など。一人でぐるぐる悩んでいる閉塞感から救い出してあげたいという親の気持ち。親は本当のことを言う。子どものためになりそうなことや良いことばかりではなく、自分の生活の中で上手くいかないことも辛いことも楽しいことも、子のことを一人の人として話していく。元高校の教師をしていた方の話では、今の高校生には自由な場所がなさすぎるという話。聞いているとなんだか先生もずっと見張られていて自由がないようにも感じた。(くみこ)

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