対人恐怖と社会一般の価値観からはずれた自分とのギャップ
同じ事を,例会で,少し発言はしたのですが,やはり問題の軸が2つあるように思います.
1つは対人恐怖.
もう1つは,社会一般の価値観からはずれた自分とのギャップ.
人に会うのが苦痛で,学校に行けない,または,働けなくなる.
学校に行けない,働いていないから,それを気にして外に出られなくなる・・・
それぞれのケースで違いはあるにせよ,この2つがからみあって,悪循環を生んでいる構造は同じような気がしました.
まず克服すべきは,対人恐怖です.
これは幻想・思い込みなので,むりやりひっぱり出してでも,早いうちに,それを解かないといけないと思います.
サポーターは幻想を解くための第三者の役割なんでしょうね.
つぎに,社会一般の価値観からはずれた自分とのギャップの問題ですが,この解決法はさっぱりわかりません.
個性とか生き方の問題ですし,なにより,僕自身もこれに関しては,つらかったりしますから.
対人恐怖は「治す」,自分の価値観は「認める」.
この二つの軸がごっちゃになってしまわないように,意識する必要はあるなと感じました.
(例:ひきこもっていたけれど,だんだん人に会えるようになってきたので,それじゃあ早くどこかに就職してほしいと願う,お母さん.
・・・よく,わかりますけどね.
そりゃ,働かなくちゃいけないですけど・・・)
かきはら